バーラマ(ΦωΦ)Bağlama はじめの一歩
トルコの民族音楽を学ぶ時に、中心となる主要な楽器(ana çalgı)はバーラマ/Bağlamaです。日本だとすでにサズの名前で定着している楽器です。あえてここでは個人的な都合上、バーラマと言います。
というのも、私はブルサ(トルコの都市)にいて、日常的にサズという時、楽器全般を表すことが多いからです。例えば、orkestranın sazlarıというとオーケストラで使う楽器、更にニュアンスによっては演奏者も含めることもあるからです。
さて、そのバーラマですが、愛好される方はもうご存知の通り、大雑把に大別すると大中小のサイズがあります。中サイズのものをバーラマといいます。それより大きいとディワン/Divan、小さいとジュラ/Curaといわれます。
広く使用されるバーラマについて。ロングネック/uzun sapとショートネック/kısa sapがありますが、ロングネックは広域にわたって使用され、音楽学校などでは、初学レベルからまずロングネックを使って学習を始めます。この場合フレットは23本が一般的です。ショートネックも多彩な使われ方をするものの、より特定地域性のある楽曲や、deyişやsemahの演奏などで多く使用されます。
演奏習得時の基礎は同じですが、指使いに違いは生じます。人によっては「ロングネックのほうが難しい」「ショートネックのほうが音を多彩に使った演奏がしやすい」と考える人もいるようです。私自身は、曲によって演奏しやすいかで使い分けしますが、どちらにもそれなりの面白さと難しさがあると感じます。
基礎を習得したあとは、最終的には個人の好みで、使用頻度がかわるものなのだと思います。
もちろん、独学者、演奏はショートネックから始めた、という人も沢山いますので、こうでなければいけないということではありません。ここでのお話は、私の身近な一般情報としてこんな感じですということ。もしご縁のある方に豆知識的に共有していただければ幸いです。